初めてCMで話題の脱毛サロンへ通ってみた時のお話です。
【沖縄県 糸満市 nyoriさん 】
脱毛サロンに行こうと思い立ったのは数百円でワキ脱毛し放題のうたい文句が流行り始めた頃でした。
みなさんご存知、倒産の噂が立ったあの脱毛サロンでのことです。
脱毛は痛いと聞くし、細胞を殺す光を当てるなんて・・・
それに数万円も払うなど考えられずいつも見送ってきた私ですが、
「数百円ならまあいっか!」
という気軽な気持ちで契約・説明の予約を取りました。
清潔感溢れる空間に飲まれてしまった私は・・・
店内は白を基調としたザ・清潔感!といった雰囲気でちょっと緊張しながら受付したのを覚えています。
白っぽい制服に身を包んだきれいなお姉さん達が行き交い、きれい(に見える)な女の子立ちが個室にいそいそと入っていくという、人生で見たことのない感じの空間。
写真撮影みたいなフラッシュが個室から何度も漏れていたような覚えがあります。あれが脱毛の照射シーンだったのでしょう。
なんだか異世界な空気にふわふわとした足取りでお姉さんと席に着き、諸々の説明を受けました。ちなみに、その際面と向かってではなく隣の席に座らされました。
世間話から始まり、脱毛の話に移るまで早15分、気付けば他の部位の脱毛まで契約していました。
正直お姉さんの
「え・・・?本当に契約しないの?」
の食い下がり、とても怖かったです。
これが脱毛サロンのセールスか!と思いました。
正直、ノーと言えない人は行かない方が無難です。
あるいは美容にお金を掛けることを厭わぬ方は、パーツごとの契約よりもいっその事もっとも高額である全身脱毛を契約し月々払いになさる方が結果的に安く上がって良いかもしれません。
ワキ以外を契約してしまったは良いが、思わぬ落とし穴が・・・
兎にも角にも私自身大きな契約をしてしまった以上、さっそく一回目の予約を取ってもらったのですが、当時学生だった私は初回から学校行事と重なってしまい、まさかのキャンセル。あの頃は学生生活が最優先だったので、
「まあ、しょうがないか!また予約すればいいや」
くらいに考えていました。
さらにそれ以降も突発的に教授に呼び出されてしまえば、研究室で時間を食ってしまうこともしばしばで次々と予約をキャンセルすることに。
今日こそはやっとで都合が合う!というタイミングではインターネットの予約はいっぱいでまったく取れず終い。
「やはりCMの効果は絶大なんだな〜汗」
と、渋々予約を諦めることも何度も重なり、結局頭金の数千円を無駄にして、数百円のワキ脱毛すらも行けず、脱毛サロン通いは断念したのでした。
どんなにCMで魅力的に格安で美肌が手に入ると紹介されていても、予約が取れないことには良さを体感することすらできません。
次の脱毛サロンは、
「予約が取りやすい」
は絶対条件として、選ぼうと思います。