【沖縄県 名護市 ショコラさん 】
大学に入学したての頃、それまで制服のスカートとハイソックスでほとんど気にならなかった足のムダ毛が気になるようになってきました。
ショートパンツを履いて学校に行くにはやっぱり足もすべすべでなくてはと足は大学に入ってからやっとまじめに剃毛をはじめました。
毎日毎日こまめに毛を剃るようになると足は全体の面積が広いので意外に面倒臭いことに気がつきました。
しかも足は筋肉や膝など凹凸があり気をぬくと誤って肌を傷つけてしまい出血することもしばしば。
恥ずかしながら何度か絆創膏を貼って登校したこともあります。
この絆創膏も意外と曲者で素足やストッキングじゃなく黒いタイツを履いた時などはきっとばれないだろうと思っていました。
ところがよくよく見ると黒いタイツからも絆創膏はうっすらと透けており「私ムダ毛の処理を失敗してしまいました」というのが周りにもバレバレという状況もなんども味わいました。
そんな痛い思いをしながらもお金がなかったので足の脱毛はしばらくは自分でカミソリでの剃毛を続けていました。
中でも膝の処理が苦手でよく膝小僧をカミソリで切ってしまい血を出していました。
どうせ膝なんてあまりムダ毛も生えないしたまにすればいいかと膝の処理はどんどんさぼりがちに。
しかし夏のある日事件は起こったのです!
ショートパンツとスニーカーという格好で友達とのランチ。
ご飯も終わりぶらぶらショッピングをしながらベンチで休憩した時「足細いね?!しかもすべすべじゃん!」と友達が足に触れ褒めてくれました。
しかし次の瞬間でした・・・友達の手が止まったのです。
「えっ・・・膝に毛生えてるよ!」
・・・そうです。
しばらく処理をサボっていた私の膝の毛はふさふさの状態。
まるでまったく処理をしたことのない毛深い小学生のような状態になっていたのです。
それも膝だけ。
「どうして、膝だけ処理してないの?」
私の足はもう膝だけ処理をしていないことはバレバレ。
「うん・・・」
「しかも、これ一回忘れたってレベルじゃないよね?あえて膝だけ残してるの?」
「いや、膝の毛を剃るのが苦手てで・・・つい・・・」
「いやこれは、ひどいよ!」
と。せっかく足を褒めてもらったのに膝のおかげで台無しになってしまいました。
この一件でやっぱり女子は隅々まで気をぬくことが許されないんだな、、、と痛感しました。
毎日処理を続けるのはものすごく面倒ですが。
お洒落は我慢とも言いますし女子力を維持するためにも頑張らなきゃですね。
気を抜かずに『自分磨き』頑張ります。