VIOのトラブルあるある?!
デリケートゾーンに痒みを感じて見てみると赤くぽつっとした「できもの」ができていることがあります。
痛みがあるわけではなく、触ると芯がある感じがして、え?こんなところにニキビができたのかな??と思ってしまいます。
人によってはIラインや、Vラインの部分にできるみたいですが、場所が場所だけに人にも聞きにくいですよね(汗)
でもそれって「毛嚢炎」かもしれませんよ。
毛嚢炎(もうのうえん)は毛包炎(もうほうえん)とも呼ばれます。
ニキビに似ていますが、ニキビの原因が「アクネ菌」なのに対して、毛嚢炎の原因は「ブドウ球菌」というもの。
ブドウ球菌は普段から人の肌にいて、それがなんらかの理由で毛穴の中の毛包に入り込み、感染します。
ほっておくと膿ができたり、しこりができることもありますので、早めに治療することと普段から予防することが大事です。
そもそも毛包ってなに?
毛抜きで毛を抜いた時に毛根が白っぽい透明なもので覆われていることがないですか?
これが毛包です。
毛包は肌と毛の間にあって毛を支える役割をしています。
毛包が見られるのは毛の成長期なので、毛抜きで抜いた時に痛みを感じることがありますよ。
毛嚢炎ができる原因とは?
毛嚢炎ができる原因はムダ毛の処理によることが多いです。
カミソリや毛抜きでムダ毛を処理すると、毛穴の内部の毛包が傷つきます。
その時、普段おとなしくしているブドウ球菌がここぞとばかりに入り込み、毛穴の内部で炎症を起こしてしまうのです。
毛嚢炎を予防するには?
毛嚢炎を予防するためにはカミソリや毛抜きではなく電気シェーバーのほうが直接、肌に刃が当たらないのでオススメです。
また、毛嚢炎を予防するためにはデリケートゾーンを清潔に保つことが重要です。
特に女性は生理中にムレやすいので、通気性の良い下着を選んだり、薬用のボディソープで優しく洗ってくださいね。
(ゴシゴシ洗わないでね!)
ホルモンバランスが崩れるとお肌が荒れやすくなるので、ストレスをためないこと、食生活を見直すことも重要です。
できてしまった毛嚢炎はどうしたらいい?
すでに毛嚢炎ができてしまったという方は市販の抗生物質・ステロイド系の外用薬で治すことができます。
私は以前、カミソリで自己処理をしているときにカミソリ負けしやすくて、いつもお肌が荒れていたのでフルコートfという軟膏タイプの薬を使用していました。
(今も常備しています♪)
ステロイド系のお薬なので、もしかして?と確認したところ【効能】にちゃんと毛のう炎と書かれていましたよ。
でも、毛嚢炎がたくさんできてしまったとか、ステロイド系のお薬を自己判断で使用することに抵抗がある方は迷わず皮膚科のお医者さんに相談してくださいね。
VIOのお手入れを見直すのが1番!
このようにデリーケートゾーンって気を付けていても衛生的にしているのが難しい場所・・。
この際、自宅でのセルフケアを見直してみるのもいいと思います。
まず、VIOのムダ毛処理にカミソリや毛抜きを使うのはNG!
最近では脱毛サロンでVIOのお手入れも当たり前の時代になってきました。
脱毛サロンに行くこともぜひ検討してみてくださいね。